さくらホームさんで注文住宅を建てることになった我が家。
実際の窓を見て確認することと、玄関ドアを選ぶために、さくらホームさん御用達の住宅用建材メーカー[三協アルミ]の事業所を訪問することになりました。
カタログも色々見たので、[三協アルミ]玄関ドアの特徴もまとめます。
家族構成
- 父ちゃん
- 母ちゃん(私)
- 兄ちゃん(男/中学生)
- 姉ちゃん 兼 妹(女/小学生)
- おチビ(男/保育園児)
ドラえもん
この日は元々、小学校の運動会が開催される予定でした。
しかし、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が延長されたため、延期となってしまいました。
延期になった場合は半日のみ授業を行うことになっていたので、小学生(姉ちゃん 兼 妹)は学校へ。
給食を食べずに帰ってくるので、中学生(兄ちゃん)に留守をお願いしておチビだけ連れて行きました。
三協アルミ到着後、窓やドアの見本が展示されている部屋に通されると、なんとそこには[どこでもドア]があるではないですか!
私たちは知らなかったんですが、CMにドラえもんが登場したり、夏休みの時期には[未来のとびらコンテスト]なるものが開催されていたりします。
ちなみに、[どこでもドア]を開けると、ドラえもんのDVDや漫画・塗り絵などの子どもが楽しめるグッズが隠れていました。
おチビがひとりで楽しめるから良かった~!と思ったのに・・・30分もしないうちに飽きてしまいました。
パトカーしか興味が無いみたいです・・・。
玄関ドアの本体を選ぶ
楽しい見本市
色々な玄関ドアがレールにたくさん並んでいて、まるで電車の車庫みたいでした。
本のカタログで数点ほどピックアップしていたので、そちらを見せてもらいます。
さくらホームさんの建てる[無添加住宅]の家は、天然石の屋根・白い漆喰の壁・無垢床の仕様なので、マンションのようなアルミ色のドアは似合いません。
無添加住宅の特徴が南フランス(プロヴァンス地方)や北欧のような家なので、ウッド(木製)調のドアがとても似合います。
例えば、上部が丸くなっているデザイン、他社メーカーではあまり無い形です。
アニメやゲームに出てきそうでワクワクしますね。
でも、カタログと本物では印象の違うものもあります。
結局、ほとんどの見本を引っ張り出して見比べる始末。
色々な木調
ウッド調とは一口に言っても、風合い・色味・アレンジが違います。
三協アルミのドアデザインは、浮造り(うづくり)と呼ばれる木材の年輪を浮き立たせる伝統技法を再現しています。
- 浮き上がった木肌の絶妙な凹凸を強調するためのエンボス加工
- 高級家具や内装材の代名詞ともいえるウォールナット材の風合い
- 丸太の中心付近を製材した時に現れる、年輪が平行な木目の柾目(まさめ)柄
- チャコールグレイ色に深いエンボスを施して重厚感を演出
- 板幅の違いや多色の配置で寄木風 etc….
色も明るい色から濃いめの色まで十種類以上あります。
新デザイン登場
物色しているところへ、三協アルミの営業担当者さんが「お渡ししたカタログに載ってない新デザインがありますよ」と。
父ちゃんも私も一目惚れ。
「これでお願いします!」と即決でした。
あれこれ見本を引っ張り出してた時間って何だったんだろう・・・。
建てる家の屋根や土間は、黒系の天然石板を使用することになっています。
[バナーカラット]という色は鉄のヒートグラデーションを表現していて、光の当たり方や見る角度によって青から茶系の色に変化します。
白い漆喰の壁に鉄製のドア、合わせる色として問題なさそうです。
プロヴァンス風の可愛いのどか感のある家に、父ちゃん憧れのインダストリアル(工場)感で引き締めて、キリっとかっこいい仕上りになりそうです。
ハンドル(取手)
こちらも色や形を選ぶことができるのですが、この見本が面白い!
ハンドルも色々な種類や色が並んでいて、選んだドアに気に入ったハンドルを取り付けて好きな組み合わせにすることができます。
アーチタイプ・洋風タイプ・ロングバータイプなどです。
ドア本体が同じでもハンドルが違えば印象も変わります。
ガチャガチャと色々試したのですが、私たちの選んだデザインに合うハンドルは一種類しかありませんでした。
玄関ドアのオプションパーツを選ぶ
ドアには採光や採風の窓、鋳物(アイアン)の飾り、電子錠などを選ぶことができます。
採光窓
採光は、スリット採光・小窓採光・上部採光から選べますが、ベースとなる色によって窓の形や大きさが違って、たくさんのデザインがあります。
- 細いスリットは、靴の識別などができればOK!な落ち着いた雰囲気に
- 太いスリットや小窓は、郵便物のあて名を確認したり身だしなみを整えたり、来客時のエントランスとして
- 上部の大きな窓は昼間の照明が不要で、植物を玄関で鑑賞可
採風窓
採光ほどではないですが、採風窓もいろいろなデザインがあります。
- 小さ目な上部採光窓を内側に開ける(横型)タイプ
- スリット窓を内側に開ける(縦型)タイプ
- 太いスリット型窓の内側、上げ下げ窓を動かして上下を開けるタイプ
どれも施錠したまま自然風を採り入れることができるので、防犯とプライバシーに配慮できます。
風の道が生まれるので、こもった熱や湿気、ニオイなどが溜まりにくくなります。
風を通すほうが冷房エネルギーを削減できます。
鋳物格子
伝統的な装飾でアクセントを付けることができます。
- 唐草模様やツイストの正統派
- 中東風の幾何学模様で程よいカジュアル感
- 植物モチーフはエレガント
- 淡い色で可憐に
- 大きく重厚感を持たせてシックに
- 小窓に施して程よく欧風
- ハートモチーフで南欧風
- 可愛らしいリーフ
装飾ひとつで、こんなにたくさんの雰囲気を作り出せるんですね。
電子錠
車のスマートキーのようにポケットやカバンに鍵を入れておけば、ドアハンドルのボタンを押すだけで施解錠できます。
エントリーキーもあるので、室内外の離れた場所からでもからリモコンで施解錠ができます。
電池式では上記2点のみですが、電気式であればノータッチモードも使えます。
玄関ドアに近づくと自動で解錠でき、ドアが閉まると自動で施錠します。
買い物などの大きな荷物を持っている時や、寝てしまった子供を抱っこしているときなどにはとっても助かります。
ドアのタイプ・形
引き戸:左右にスライドして開閉するドア。玄関前のスペースを有効に使えます。
開き戸:押す・引くの動作で開閉するドア。開口が広くとれない玄関に適しています。
開き戸の場合、親子ドアや両開きドアで間口を広くすることもできます。
車いすやたくさんの来客時には重宝しますね。
玄関ドアが決定
本体のデザインは[バナーカラット]です。
私たちは採光や採風を求めてはいませんでしたが、鋳物の縁取りをした上部採光窓を採用しました。
ドアに鋳物のアクセントがあると引き締まった雰囲気になります。
窓との相性からハンドルはバータイプになりました。
うちは基本的に車での外出になるので、大きな荷物は車に置いたまま鍵を開けてから取りに戻ればいいかなと、電子錠ではなく普通の手動錠にしました。
コストダウンにもなりますから。
スライドする引き戸も素敵なんですが、本体のバリエーションは開き戸のほうが多いです。
[バナーカラット]を選んだ時点で開き戸に決まりました。
大きな家ではないので、バランスを考えると親子ドアにもしませんでした。
こんなにたくさんの選択肢から選ぶことができるのが注文住宅のメリットです。
しっかり楽しんで選びたいですね。
窓と室内ドアについては、また別記します。