おチビ、発達障害の検査(WPPSI-Ⅲ)結果が出た。

※本ページのリンクには広告が含まれています。

検査結果 子育て

おチビが年中の時、保育所の担任から発達障害の診療科を受診してほしいと言われた。

他の子や周囲が気になって自分の作業が止まることが多く、このまま小学生になることに不安があるとのこと。

予約待ち半年の難関を、運良くキャンセル枠で予約を取り、検査を受けることに。

今はちゃんと会話ができるけど、保育所に通い始めるまでほとんど話をしなかったこともあり、[知能評価][心の理論]の二項目で検査をすることになった。

家族構成

  •  父ちゃん
  •  母ちゃん(私)
  •  兄ちゃん(男/中学生)
  •  姉ちゃん 兼 妹(女/小学生)
  •  おチビ(男/保育園児)

結果報告書

2ヵ月にわたって合計4回に及ぶ発達障害の検査、WPPSI-Ⅲの結果がついに出た。

病院へ行ってみると受付の看護師さんが慌て始め、時間を間違えたかと不安になる。

「担当していた者の家族がコロナウィルスの濃厚接触者になってしまったんで」と別の先生から結果説明を受ける。

結果は担当の先生が書類にまとめてくださったのを、読んで渡してもらうだけ。

もちろん質問できるし答えもしてくれる。

療育

検査時の様子

基本的には保護者同伴せずに検査をするため、まずは検査時の様子。

「時間が長くなってくると机の下にもぐったりして、集中できなくなるみたいですね。

でもこの検査を最後まで受けることができただけでも凄いんですから、褒めてあげてくださいね。」

全3回の検査が、集中できずに4回になってしまったけど、前向き&褒める圧が強い(汗)。

褒める

検査結果から推測されること

「苦手な側面は[作業に時間が必要なこと]と[ことばで説明すること]ですね。」

確かに、保育所での製作には時間がかかることが多いと聞いている。

「得意な側面は[視覚から状況を把握すること][図形をとらえること]ですね。」

あ~、年長になって始めた保育所でのひらがな遊びも、あっという間に覚えてきたのは視覚的に図形として覚えたのかもしれないわ。

私の解釈にも「そうですね。」とにこやかに応じてくださって、褒める精神がたっぷりな対応。

今後の支援方針

処理速度に関して

  1. 量ではなく質を褒める。
  2. 時間的なプレッシャーをかけない。
  3. [聞く]と[書く]を同時にさせない。
  4. 課題の量や時間を調整して、本人のペースで取り組めるようにする。
  5. 取り組む前にスケジュールを提示するなど見通しを伝える。
  6. 気持ちの切り替えが難しいときは、その姿勢が少しでも見られたらすかさず褒める。
製作完成ほめる

言語を使う力に関して

  1. 気持ちを確認し、代弁する。
  2. 周囲の人が見本を示し、本人にも同じようにさせる。
  3. 状況にあった行動や言葉を簡潔に伝える。
真似をさせる

言語指示に関して

  1. 注意を促す。
  2. 短く簡潔に伝える。
  3. 集団の場合は、後で個別でも伝える。
  4. たくさんある時はひとつずつ、その都度伝える。
  5. 視覚的手がかりを用いながら伝える。
  6. 注意がそれたり集中できない時は、一度席を立つなど環境設定の工夫をする。
視覚的てがかり

合成得点プロフィール

「家ではそんなにお困りでないようですので、保育所での対策のや方針をまとめました。」とのこと。

最後に[合成得点プロフィール]の欄があるけれど、用語説明とかもあるから後でゆっくり見ようと、質問もそこそこに席を立った。

診察前に見てみたが、用語説明を読んでもわからない言葉があった。

検索

パーセンタイル

全体を100としたとき、小さいほうから数えて何番目かを示した数値。と書いてあるけど、よくわからないのでスマホで検索。

統計学の用語らしい。

子どもの身長や体重の成長曲線もパーセンタイル値を用いているのでイメージしやすい。

例えば、同じ年齢の子ども100人を身長もしくは体重の低い方から高い方に並べた場合、低い方から3番目の数値がグラフの一番下のライン(右端に3とある)に当たる。

ちなみに、このグラフでは下から3・10・25・50・75・90・97番目をラインで表している。

成長曲線
厚生労働省HPより

90%信頼区間

測定値の信頼度が90%で、推定される数値の幅を示している。と書いてあるけど、こちらもわからないので検索。

統計学の用語らしい。

私のざっくりした理解では、

  • 検査の結果は推定される数値の幅で表される。
  • 何度か同じように検査をした場合、90%はこの推定される数値の幅になる。

境界域

問題ないと明言できる水準よりやや低い。と書いてあるが、表のどこにも[境界域]という言葉が無いので検索。

全検査IQ(全体的な知的能力の発達水準)の値が70~85は境界域とされているらしい。

一見では症状が目立たないグレーゾーン。

1対1ではわかりにくい。

結果の見方

各々(言語理解・知覚推理・処理速度・語い総合)の数値が本人の得意・不得意を表している。

数値にバラつきがあると社会生活に支障の出る場合が多い。

小学校生活

今後について

私としては、わかったようなわからないような、ふわふわと雲の中を手探りで浮いているような感覚。

どういう検査なのかもほとんど知らされていなかったから予習も何もしていないし。

検査の内容を知らされないのは、前もって検査対策をさせないためだから仕方ないので、誰かに非があるわけではないのだけれど。

ちなみに、対策をしてしまうと問題に慣れてしまって、実際とは違う結果になってしまうことがあるため。

カウンセリング

今後の診察の予約が取ってあるので、定期的にカウンセリングはあるみたい。

リハビリもあるのかな?

小学校でのことは教育委員会に相談をしておいたほうが良いみたいなので、予約した。

いろいろ聞いてみよう。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
PVアクセスランキング にほんブログ村
子育て
シェアする
ぴかりんズのブログ
タイトルとURLをコピーしました