賃貸?持ち家?ー40代からのライフ&マネープランを考える。

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賃貸&持ち家 持ち家派

家族構成

  •  父ちゃん
  •  母ちゃん(私)
  •  兄ちゃん(男/中学生)
  •  姉ちゃん 兼 妹(女/小学生)
  •  おチビ(男/保育園児)

持ち家派になる

父ちゃんは転勤族なので、うちは賃貸派として暮らしています。

兄ちゃんが中学生になり、転勤があってもそろそろ単身赴任してもらおうかな…とか、高校進学のタイミングで交通アクセスの良い地域へ引っ越そうかな…などと考えていたころ。

父ちゃんの会社方針の変更で、転勤がほぼ無しになりました。

そこで、今まではざっくりとマネープランを気にしてくれていた父ちゃんが、本気でライフ&マネープランを考え始めました。

そして、賃貸をやめよう!と宣言した父ちゃん。

40代で住宅ローンという借金を背負ってまで家を買った兄を見て、なんてバカげてるんだ!と言っていましたが。

平均寿命で考えると、死ぬまであと約40年。

賃貸で40年の場合、住宅ローン付き持ち家で40年の場合、それぞれ試算してくれました。

な、なんと、どちらでもほぼ変らない!という結果に。

と言うことは、40年以上住んだらお得になるじゃん!ってことで、持ち家派に転向することにしました。

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条件はあります

住宅ローン控除(減税)期間・期限延長の適用は必須

令和元年10月に消費税が8%から10%へ引き上げられたことで、控除期間が3年間延長されて13年間になりました。

さらに、令和3年度の税制改正で適用期間が2年延長されて、令和3年現在の契約でも適用されることになりました!

注文住宅を新築する場合は、令和3年9月末までに契約して、令和4年12月末までに居住すること。

分譲住宅・既存住宅を取得する場合や増改築等をする場合は、令和3年11月末までに契約して、令和4年12月末までに居住すること。

ということは、兄ちゃんの高校進学を待たずにすぐ動けば、税制改正の恩恵を受けられる!

ちなみに、控除額は年末残高✕1%(年額:上限40万円)で、消費税から控除されます。

適用条件はありますが、年収は3,000万円未満の人が平均的な住宅を購入すれば適用されそうです。

国税庁のホームページで確認できます。

住まい給付金期限延長の適用も嬉しい

こちらは住宅ローン控除の延長にあわせて、入居期限が延長されました!

注文住宅、分譲住宅・既存住宅ともに、どちらも住宅ローン控除と同じ令和4年12月末までの居住が適用期限になりました。

やはり適用条件がありまして、適用される年収額が大幅に下がり、収入額の目安が775万円以下で最大50万円給付です。

国土交通省のホームページで確認できます。

なぜ適用年収額が下がるのか?

それは、住宅ローン控除は所得税額から算出するため比較的年収が高いほど恩恵も大きくなるようで、そのバランスをとるため、住民税の課税所得に都道府県民税率を乗じて算出した所得割額から決められていて、収入が少ないほどすまい給付金が多く支給されるようになっているからです。

グリーン住宅ポイント制度の恩恵も受けたい

こちらは家探しを始めてから知った制度ですが・・・。

グリーン社会の実現および地域における民需主導の好循環の実現等に資する住宅投資の喚起を通じて、新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込んだ経済の回復を図るため、一定の性能を有する住宅を取得する者等に対して、「新たな日常」及び「防災」に対応した追加工事や様々な商品と交換できるポイントを発行する制度です。

グリーン住宅ポイント制度 https://greenpt.mlit.go.jp/about/

令和3年3年3月29日から申請が開始されている、新しい制度ですね。

新築住宅の建築・購入の場合、一定の省エネ性能を満たす場合に30万~100万ポイントがもらえる可能性が出てきます。

要件は他にもありますが、うちは多子世帯に当たるのでポイント加算もあります!

ただし、中古住宅購入では条件が厳しくて期待できません。

団体信用生命保険に加入する

こんなすごい保険があるなんて知らなかったんですが、住宅購入者が死亡したり疾病や高度障害でローン返済が困難になった場合でも、ローン完済できる仕組みです。

父ちゃんの友人が住宅購入をした際に「ローンが返せなくても俺が死ねば問題ない」と笑いながら言っていたらしいのですが、この『団信』と言われる団体信用生命保険のことだったんですね。

住宅ローンを組む際には団信に加入することが条件になっている金融機関がほとんどです。

この保険に加入すれば、万一の時には保険会社がローンを肩代わりしてくれる、といったものです。

残された家族にはとってもありがたい保険です。

父ちゃんに万一のことがあった場合、わが家は収入の柱を失うことになりますから、通常の生命保険金をローン返済に充てるか、購入した住宅を売却して賃貸生活に戻るか、という選択を迫られることになります。

終わりに

これらの条件下の元、今回のタイミングでわが家は持ち家派に転向することにしました。

持ち家派になるに当たってのメリット・デメリットも別記したいと思いますが、今回言えることは、団信に加入することは持ち家派になるための条件であり、ライフマネープランを考えるに当たっても最大のメリットになります。

賃貸派のまま団信に加入せずにいると万一のときにも家賃は払い続けなければならないため、マネープランを大きく変更することを余儀なくされることが大いに考えられますからね。

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