持ち家派になると決めてから1年が過ぎたころ、ついに注文住宅が完成です!
しかし、両手放しで喜んでばかりはいられません。
私たちのスケジュールは過密を極めます。
さらに、住宅以外にもお金の支払いが発生します。
家族構成
- 父ちゃん
- 母ちゃん(私)
- 兄ちゃん(男/中学生)
- 姉ちゃん 兼 妹(女/小学生)
- おチビ(男/保育園児)
住宅購入以外のお金
楽天銀行融資事務手数料…330,000円
印紙代…20,000円
証明書代(印鑑証明書・住民票)…900円
土地家屋調査士…86,000円
司法書士…197,700円
楽天損害保険火災保険料…151,340円
不動産取得税…14,400円
上記費用が算出されるまでの流れは以下のようでした。
新居引渡し日=住宅ローン融資実行日
[住宅ローン]が開始されるまでは金利の高い[つなぎローン]を利用しているので、1日でも早く切り替えたいところです。
最初の土地購入時と同じで、不動産(今回は住宅)引き渡し日に住宅ローンの融資が実行(振り込み)されます。
それまでに契約書類の提出、司法書士との連絡、火災保険の加入が必要となります。
銀行
まずは楽天銀行に連絡です。
つなぎローンの契約を長めの10ヵ月に設定しているため、住宅ローンに切り替える旨の連絡が必要になります。
返送書類は借入希望日の6営業日前までに到着しなければなりません。
6日であれば一週間ですが、営業日となると土日祝を除き、配送のタイムラグを考慮すると二週間程度と考えなくてはなりません。
引き渡しの時期がほぼ決まった段階(引き渡し2ヵ月前)で楽天銀行にメールで連絡しました。
基本的なやり取りは電話でなく専用メールを使用することになっているのですが、いつまで待っても返事は来ず、書類も届かず。
連絡の時期が早すぎたかと1ヵ月前まで待ちましたが、それでも音沙汰がありませんでした。
再びメールを送ると電話がかかってきました。
銀行の担当者がメールを見逃していたそうで、書類の準備に司法書士との日時設定などを大急ぎでこなさなくてはなりませんでした。
土地家屋調査士・司法書士
土地購入時にお願いした司法書士(楽天銀行指定)に連絡を取り、所有権の移転登記の依頼をします。
すると、司法書士から土地家屋調査士へ連絡が行き、建物表題登記がされます。
建物表題登記とは、新築時に誰の所有する物件かを明らかにするための作業になります。
登記簿謄本には面積や建物の構造や住所などが表題に記載されています。
その建物表題登記は土地家屋調査士の独占業務なのだそうです。
その後、父ちゃんが司法書士事務所へ出向き、所有権の移転登記の手続きをしました。
火災保険
火災保険とは言いますが、実際には火災だけでなく風水害や地震なども含まれた災害保険になります。
火災保険は同じ楽天グループの楽天損害保険に依頼したのですが、見積書の提示が遅かったです。
見積りの内容としては、火災&風水害&地震が含まれており約30万円でした。
出費はできるだけ抑えるためには保証を減らす必要があります。
私たちの考え方ですが、
ハザードマップで何の表示もない場所を選んだのだから、この先10年は(保険期間10年なので)大きな風水害に見舞われることは無いだろう。
地震で倒壊しやすい家とは、屋根が重く開口部(窓など)が多かったり、強い地震を受けたことのある家らしい。
無添加住宅の屋根は粘板岩を薄くしたものだから軽いし、窓も極少で壁が多いから、地震を受けたことのない新築であればこの先10年は地震に耐えられるだろう。
ということで、日常リスクなどのオプションも取り除いた、文字通り火災のみの保証で再見積りを依頼しました。
ところが、地震保証が付いたままの約25万円の見積書が届き、怒りの電話をかけて再々見積りを依頼。
次は間違いがなかったため契約に臨むと、全く違う名前の代理店を通すシステムになっており、怪しい会社なのでは?と調べまくってギリギリでクレジット決済。
間違っていたり代理店を通さなくてはならなかったり、銀行の手続き同様こちらもギリギリの契約となりました。
そして無事、楽天銀行から建築会社(さくらホーム)へお金が振り込まれました。
引っ越し
旧居と新居は同じ市内で、車で30分以内の距離でした。
今までの転勤などに伴う引っ越しでは、業者さんから「荷物が少ないですね!単身向けを除いた一番小さなトラックでも大きすぎるぐらいですよ。」と言われていました。
そこで、今回は自分たちで引っ越しをすることを決意しました。
業者に頼むと、こんなに近くても10万円程度はかかってしまうので、連休に知人からトヨタのタウンエースを借りて引っ越しをしました。
ただし、タウンエースでは運べない冷蔵庫は買い替えをしました。
引越し時に業者に依頼するエアコンの移設は、さくらホームさんにお願いをして新居の電気工事と同時作業にしてもらいました。
グリーン住宅ポイント制度
新築であれば、一定の省エネ性能を満たしている等の条件をクリアした住宅に適用される制度です。
さらに、うちは多子世帯に当たるためポイント加算があります。
冷蔵庫はこのポイントを利用して引っ越し日に配達設置をしてもらったので、冷蔵庫は処分費用だけでした。
ちなみに、電子レンジ・エアコン・外構用の人工芝もポイント交換しました。
この制度には期間が設けられていて、私たちがギリギリの滑り込みで利用することができた制度ですので、現在はありません。
不動産取得税
不動産の取得に対して課せられる税金で、納税通知書が送られてきます。
令和6年3月31日までに取得した場合は、申告することによって減額されます。
いろいろなSNSを通じて減額されることは知っていましたが、申告が必要とは知らず(注意書きを読んでなかったので)、申告が必要と気付いた時期がギリギリで慌てました。
しかも、「減額されて結局0円です。」という情報ばかり見聞きしていたので、支払いが発生するとは思っていませんでした。
ちなみに、納付税額は以下のように決定されます。
不動産の価格(課税標準額)×税率=不動産取得税額
不動産取得税額ー減額すべき額=差し引き納付すべき額
土地1㎡当たりの価格×取得した住宅の床面積×2倍×3%か、45,000円のいずれか、高い方の額が減額されます。
前者のほうが高い金額になることがほとんどのようで、うちも前者でした。
しかし、見聞きしてきた情報の課税標準額とうちの課税標準額を比べて驚きました。
地域差がとてもあるようで、うちは課税標準額が低いために減額すべき額も低くなり、納付額が発生してしまいました。
住宅購入以外にかかったお金の合計
なんと!800,340円もかかりました!
⇩内訳⇩
楽天銀行融資事務手数料…330,000円
印紙代…20,000円
証明書代(印鑑証明書・住民票)…900円
土地家屋調査士…86,000円
司法書士…197,700円
楽天損害保険火災保険料…151,340円
不動産取得税ー減額すべき額=差し引き納付すべき額・・・14,400円
不動産の表示価格とは別で色々なお金がかかることがわかります。
購入時はもちろん賃貸契約時でも、不動産業界は特殊らしいので、契約前にはしっかりと調べておくと「こんなハズではなかった‼」を防ぐことができますね。