何かを選ぶときにはそれぞれのメリット・デメリットを考えると、決定後の後悔が少ないですよね。
今回は持ち家派に転向するメリットとデメリットを、わが家なりの目線でご紹介します。
家族構成
- 父ちゃん
- 母ちゃん(私)
- 兄ちゃん(男/中学生)
- 姉ちゃん 兼 妹(女/小学生)
- おチビ(男/保育園児)
持ち家のメリット
1.自分の所有物になる
住宅ローンの支払いが終われば、住宅費は大幅にダウンします。
固定資産税や火災保険が必要ですが、月平均で1~2万円程度です。
リフォームも必要ですが、リフォームの時期や内容はある程度自分で調整ができます。
ある程度以上の期間(うちは40年以上)居住すれば、住宅にかける費用は賃貸の場合より安くなります。
2.団体信用生命保険(団信)に加入できる
団信に加入することで、収入の柱となる父ちゃんに万一のことがあっても住宅費のために困窮することはなくなります。
なぜなら、保険会社が残債を代わりに返金してくれる、という保険だからです。
これは住宅ローンを組む時に加入することを条件にしている金融機関がほとんどです。
ただし、生活費が保証されるわけではないので生命保険には入る必要がありますが、掛け金を抑えることが可能になりますね。
3.建屋が違う
賃貸用の住宅は賃貸仕様の物件がほとんどだそうです。
壁が薄かったり、窓が薄かったり、床が薄かったり。
それに比べて分譲用の住宅は断熱効果の高いものが多く、年間の光熱費が安くなります。
同じように防音効果も高いので、楽器を持ち込んだりペット飼ったりしても、近隣への迷惑度が違います。
マンションであればいろいろなルールがありますが、基本的にはペットを飼うことはできます。
賃貸ではペット不可の物件のほうが多いですよね。
子供の習い事や大人の趣味でピアノやバイオリン、ギター、ドラム…音の出るものもOKになります。
4.住宅ローン控除を利用できる
住宅ローンは借金であり、返済期間の利息を考えると額面上より高い買い物になってしまいます。
しかし、住宅ローン控除を利用すると利息分がカバーされる期間が10年(今だけ13年)あります。
元金が高くて利息も高くなる最初の時期に控除されるので、元金が減って利息も安くなってきた中盤以降から自分で払うことになります。
これはお得!と考えるべきではないかと思います。
5.広い家を選択できる
賃貸用住宅の多くは5人以上の居住を考えていない広さです。
分譲用住宅でも賃貸用と同じような広さの物件はありますが、広い物件も多くあります。
注文住宅にすれば広さだけでなく、間取りも自由に決めることができます。
持ち家のデメリット
1.転居を気軽にできない
転居ができないわけではないですが、住んでいた住宅をどうするか考えないといけないので、手間や費用がかかります。
賃貸であれば、次を決めて引っ越すだけなので簡単です。
2.修理は自己負担
管理責任会社や大家さんもいないので、誰かが費用を負担して修理してくれることはありません。
戸建てはもちろん、マンションでも室内は自己負担、共有スペースは自治会で協議して住民負担での修理になります。
当然ながらリフォームも自己負担です。
3.家賃の安い物件はたくさんある
立地や建屋などにこだわらなければ、とことん安い家賃の物件もあります。
その場合は先にメリットで記述した[長く住むと得になる]ことは難しくなります。
現在と同等以上の住宅に住む場合と比べた時にメリットとなります。
4.古くなる
持ち家となると転居はあまり考えませんから、長く住めば住むほど古くなります。
賃貸物件のほうが新しいものになっている可能性があります。
物件による部分
1.立地
駅が近かったりスーパーやショッピングモールが近かったり、立地の良い物件は分譲マンションも賃貸マンションもあります。
戸建ての場合は中古物件や賃貸物件は既に立地の良い場所にある場合が多いですが、新築になると余った土地になるので立地が悪くなる場合が多いように感じます。
2.新しさ
分譲物件でも賃貸物件でも、新築であれば設備も含めてすべてが新しいです。
逆に分譲用の中古物件もあるし、古い賃貸物件もたくさんあります。
まとめ
持ち家派にしても賃貸派にしても、メリット・デメリットはあります。
持ち家のメリット
- 自分の所有物になる
- 団体信用生命保険(団信)に加入できる
- 建屋が違う
- 住宅ローン控除を利用できる
- 広い家を選択できる
持ち家のデメリット
- 転居を気軽にできない
- 修理は自己負担
- 家賃の安い物件はたくさんある
- 古くなる
物件による部分
- 立地
- 新しさ
上記をふまえて、うちは持ち家派に転向することにしました。
価値観は人それぞれだし、地域によって条件も変わるでしょう。
いろんな人の意見を参考にして、たくさんの情報からベストを選択できるように、日々勉強です。