わが家は無添加住宅の代理店であるさくらホームさんに設計・施工をお願いしました。
上棟から大工さんの工事は始まります。
わが家の場合、漆喰塗装までの大工工事期間は2ヵ月を超えました。
家族構成
- 父ちゃん
- 母ちゃん(私)
- 兄ちゃん(男/中学生)
- 姉ちゃん 兼 妹(女/小学生)
- おチビ(男/保育園児)
着工1ヵ月後ー大工工事開始
上棟=棟上げ・建前など呼び方は様々です。
半日で上棟してしまうほどスピーディーに組み上がります。
これから後は長く、「木造なんだな」と実感します。
ちなみに、隣の家や近所の家は上棟日の午後には壁の下地までできていました。
大半の家は木工事の部分が少ないようです。
上棟直後は筋交い・間柱・野縁(天井下地)など、気が遠くなるほどの数の細い柱の打ち付け作業です。
そして、壁の下地です。
ラス板と呼ばれる下地の外側と内側には、後日、断熱材を取り付けます。
着工1ヵ月3週間後ー窓・屋根・電気配線
ここで窓ガラスを取り付けます。
窓ガラスだけが届いているのを見たので、取付作業は大工さんがされるようです。
個人的には、外壁漆喰塗装も終わった最後に取り付けるのかと思っていたんですが、こんなに早い時期なんですね。
窓の外には無添加住宅オリジナルの水切りサッシ。
YKKapと共同で開発し、特許取得されています。
サッシまわりから浸入する水を外へ排出できます。
(⇩当時は何がどう凄いのかがわからず、適当なアングルで撮影してしまいました。)
玄関ポーチの小屋根も、見上げたら見える部分は木工事です。
翌日には屋根屋さんが来られて、大屋根と共に屋根を葺きます。
ちなみに、無添加住宅は石葺き屋根です。
電気屋さんも来られたようで、電気配線が仮止めされていました。
柱が邪魔になって配線できなかった!とならないように、壁が出来上がる前に配線を確認します。
コンセントの位置も図面上と実際では感覚が違っているので、変更することができます。
私たちもコンセントやスイッチの位置を数ヵ所変更しました。
着工2ヵ月後ーラス板完了・柿渋塗装(階段)
玄関ドアが取り付けらていました。
ラス板の取付作業が完了したようで、断熱材が積まれていました。
そして、無添加住宅では塗料として柿渋を使います。
ペンキとは違って、太陽の光が当たると味わい深い色味に変化するそうです。
うちは1階の床と階段に塗装をすることにしました。
さくらホームさんは、希望すれば私たち施主にも可能な作業をさせてくださいます。
まずは階段の踏み板を柿渋塗装します。
おチビでも作業ができ、小学生は立派な戦力でした。
着工2ヵ月1週間後ー断熱材・柿渋塗装(床)
ラス板の外側に透湿防水シート、そして断熱材の炭化コルクを施工。
こちらは外壁屋さんの作業だそうで、30㎜という厚い板状のコルクを打ち付けます。
作業を見に行くと、「長い釘を手作業で打ち付ける作業は大変だよ」と言われました。
コルクが炭化しているため、黒い粉が出てくるから自分も黒くなるとも。
週末には床の柿渋塗装です。
1階・2階ともに床の無垢(パイン)材が施工され、前週塗装した階段も完成していました。
断熱材も施工された室内で、1階床の塗装作業をします。
階段は刷毛でチョイチョイと塗りましたが、床は面積が広いのでローラーで塗りながら刷毛で仕上げました。
この日、既にユニットバスも設置されていました。
後編へ続きます。